取手市合唱祭を見学してきました!(合唱連盟)


2022年10月30日

文団連事務局長 鈴木勝典


大学の先輩が取手合唱連盟の会長をやっている縁で10月30日に開催された取手市合唱祭に行ってきました。


主催者、共催者

取手市の合唱祭は同じ時期に開催される取手市文化祭とは別に会場の取手市市民会館を運営する取手市文化事業団が主催する行事になっています。共催は取手合唱連盟になっています。


財団法人取手市文化事業団

財団法人取手市文化事業団は1990年に設立し、取手市民会館、福祉会館の管理運営を行っています。市民会館を中心として、「芸術文化鑑賞機会の提供」「市民文化の普及及び振興」「文化情報の収集及び提供」の3つを柱として、市民文化の普及振興の為に年間10公演程度の自主文化事業や市民参加型ワークショップなどを実施しています。


周辺環境

取手駅から歩いて約15分の元取手小学校の跡地に市民会館と福祉会館はあります。近くには本陣跡、八坂神社、図書館などがあります。市民会館には大ホール、会議室やカフェ、体育館などは福祉会館にあります。福祉会館内のパンダカフェはカレーや紅茶、コーヒーなどを販売していますが大勢の人で混雑していました。

駐車場は近くの公園や公共施設の駐車場がありますが住宅街の中にあるので自転車、徒歩の人も多いようです。バスの便も多いようです。


合唱祭の状況

会場は取手市民会館大ホール(収容人数1,000人程度)で16団体、延べ282人が出場しました。1団体の演奏時間は入場から退場まで12分です。12:30開演で開会の挨拶、途中休憩15分と特別番組「取手市民歌」の演奏12分を含め16:10分に終了しました。

舞台装置は山台3段、ピアノは下手側に固定、演奏団体は上手から出て下手に退場します。

楽屋は上手側にあります。舞台は白い反響版を使っていますが後ろの反響版は曲に合わせライトで様々な色に変わります。会場の最前列5列は閉鎖、会場内はマスク着用です。

会場に出入りする扉は解放してありますが演奏中に歩いたりする人は殆どいませんでした。歌い手は入場するまではマスク着用で演奏する時は大編成の団体を除いてマスクを外して歌っています。


挨拶など

 開演時に合唱連盟会長、次に取手市長の挨拶がありました。途中休憩の後に主催者取手市文化事業団の課長さん(女性)から市民歌の説明を兼ねて挨拶をもらいました。


出演団体と感想

女声コーラス9団体、男声合唱3団体、混声合唱3団体、少年少女合唱団1団体。

男声2名女声4名の少人数編成でモーツアルトレクイエムのラクリモーサを歌った団体やアニメのような衣装の女声コーラスは演奏曲によって並び方を変えて演奏です。独特の衣装が並び方を変えると曲の雰囲気がガラリと変わります。

全員で体を動かしながら演奏する団体も多かった。子供が舞台ででんぐり返しをして笑いと拍手を取る団体もありました。少年少女合唱団も子供らしい曲を演奏しました。

取手混声合唱団は出演者60名の大編成でした。

黒ずくめの男声合唱団は3団体ありました。その内2団体がアカペラで歌いました。

人数は13名と24名でしたが重厚なベースの声がホールに響きアカペラの良さを改めて感じました。アカペラでの斎太郎節は迫力満点でした。


観客数

取手市の人口は10.6万人で市原市の半分にも足りません。コロナで参加を見合わせる人も多い中で16団体、282名が参加するなど文化の街と誇るだけの合唱祭でした。ちなみに観客は延べ約1000人だそうです。


取手市市民歌

取手市50周年を記念して2018年に作曲されました。取手市に住む鳥として有名なカワセミやフクロウが入った歌詞が可愛い曲です。作曲者の谷本貴義さんは1975年生まれのシンガーソングライターでアニメ主題歌などを作曲している方です。

特別番組として取手少年少女合唱団が「取手市民のうた~新しい明日~」を歌い喝采を浴びていました。


プロモーションビデオ

取手市のホームページを見れば小学生から大人まで踊りながら歌っているプロモーションビデオを見ることができます。保育園バージョンもあります。

取手市民のうた~新しい明日~、見たい人はここ

https://www.youtube.com/watch?v=qBbRD7_eMwk


視聴回数は1.1万回。

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